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Writer:フシギ シズク
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げど戦記
夏なんだなぁ。この空気の匂いは夏だ。
夏って独特の香りがしますよね。例え話ではなくて、実際に表現しがたい香りがする。これなんの香りなんだろうなぁ。この匂いがすると、あぁ夏だなぁと思います。湿気とか増えたりしてこう、独特の匂いになるんだろうか。凄く切なくなる香り。
そういえば、こないだDVDでゲド戦記を見ました。聞いていた評価がそれはもう散々なものだったので、全く期待せずに(むしろどんだけ駄作なのかを期待してた)見始めたんですけど、見終わってみると以外に面白かったです。初めから期待値が0だったからってのはあると思うんですけど。ただ、私はゲド戦記の原作を知らないので、そう思えるのかもしれませんが。
全体的な作品の方向性もいままでのジブリ作品とはやっぱり違う感じでした。むしろこれはジブリとして発表したからダメだったんであって、独立してやればいいんじゃないのと思ってしまいましたが、まぁそれだけで片付かない事情は色々あるんでしょうか。
うろ覚えではありますが、「永遠の命を望む事も、死を恐れる事も、どちらも生が一度きりである事を受け入れられないから」だというテルーの主張は印象に残りました。
残念だったのは、話としてなんとなく主張したい事はわかるのですが、一つ一つのエピソードと人物の背景が薄すぎる点と、やっぱり絵の荒さが目立つ点でした。背景に関しては、何か意図があっての作画だったみたいですけど、裏目に出ちゃった感じでしょうか。あと終盤のクライマックスの盛り上がりはまぁよかったんですが、他がずっと淡々としていてシナリオに波がまったくなかったのも、気になりました。…てなんか「ナントカ漫画賞」の評価みたいな感想だなこれ。
結局アレンが冒頭で親父を殺した(?)(←「?」になってる時点で伝わってないし…)意図も全くわからないし、「影」の話しも物語の中では重要な部分だと思うのに最終的に触れられないまま終わってるし、テルーとアレンがよくわからないまま仲良くなってるし、テルーの正体に関する描写が弱すぎだし…。要するに、色んな点で説明不足が否めない感じです。ゴロー監督の中では辻褄あってるのかな。でもまぁ色々考える余地はあって、そういう意味では普通に面白い作品でした。後半の盛り上がり部分とかは、結構よかったし。
でも…なんていうか、アレンはジブリ至上、かつてない受け属性の男キャラだったと思います…。あれは酷い。なんか見ていて逆に腹が立ってきた。悔しくて。…悔しい!萌えてなんかないんだからね!!首輪とか首輪とか、直ぐに人を信じちゃうとか、ハイタカに抱き起こされるとか、テルーの方が漢らしいとか、影とか、ベッドシーン(違う)とか。これはゴローさんの趣味の世界なんでしょうか。とても良い趣味をお持ちだと思います。
私的には視聴前と視聴後でゴロー監督に対する期待度はかわりました。細田監督のハウルの話しとかを聞いてあんまり良い印象を持ってなかったんですけど、ゴローさんはゴローさんで頑張って欲しいです。色々な意味で期待。
夏って独特の香りがしますよね。例え話ではなくて、実際に表現しがたい香りがする。これなんの香りなんだろうなぁ。この匂いがすると、あぁ夏だなぁと思います。湿気とか増えたりしてこう、独特の匂いになるんだろうか。凄く切なくなる香り。
そういえば、こないだDVDでゲド戦記を見ました。聞いていた評価がそれはもう散々なものだったので、全く期待せずに(むしろどんだけ駄作なのかを期待してた)見始めたんですけど、見終わってみると以外に面白かったです。初めから期待値が0だったからってのはあると思うんですけど。ただ、私はゲド戦記の原作を知らないので、そう思えるのかもしれませんが。
全体的な作品の方向性もいままでのジブリ作品とはやっぱり違う感じでした。むしろこれはジブリとして発表したからダメだったんであって、独立してやればいいんじゃないのと思ってしまいましたが、まぁそれだけで片付かない事情は色々あるんでしょうか。
うろ覚えではありますが、「永遠の命を望む事も、死を恐れる事も、どちらも生が一度きりである事を受け入れられないから」だというテルーの主張は印象に残りました。
残念だったのは、話としてなんとなく主張したい事はわかるのですが、一つ一つのエピソードと人物の背景が薄すぎる点と、やっぱり絵の荒さが目立つ点でした。背景に関しては、何か意図があっての作画だったみたいですけど、裏目に出ちゃった感じでしょうか。あと終盤のクライマックスの盛り上がりはまぁよかったんですが、他がずっと淡々としていてシナリオに波がまったくなかったのも、気になりました。…てなんか「ナントカ漫画賞」の評価みたいな感想だなこれ。
結局アレンが冒頭で親父を殺した(?)(←「?」になってる時点で伝わってないし…)意図も全くわからないし、「影」の話しも物語の中では重要な部分だと思うのに最終的に触れられないまま終わってるし、テルーとアレンがよくわからないまま仲良くなってるし、テルーの正体に関する描写が弱すぎだし…。要するに、色んな点で説明不足が否めない感じです。ゴロー監督の中では辻褄あってるのかな。でもまぁ色々考える余地はあって、そういう意味では普通に面白い作品でした。後半の盛り上がり部分とかは、結構よかったし。
でも…なんていうか、アレンはジブリ至上、かつてない受け属性の男キャラだったと思います…。あれは酷い。なんか見ていて逆に腹が立ってきた。悔しくて。…悔しい!萌えてなんかないんだからね!!首輪とか首輪とか、直ぐに人を信じちゃうとか、ハイタカに抱き起こされるとか、テルーの方が漢らしいとか、影とか、ベッドシーン(違う)とか。これはゴローさんの趣味の世界なんでしょうか。とても良い趣味をお持ちだと思います。
私的には視聴前と視聴後でゴロー監督に対する期待度はかわりました。細田監督のハウルの話しとかを聞いてあんまり良い印象を持ってなかったんですけど、ゴローさんはゴローさんで頑張って欲しいです。色々な意味で期待。
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